セミナーSeminar

■開催概要
・日時:2020年7月30日(木) 10:00-11:00
・会場:ビデオ会議ツール「Zoom」

 

■セミナーサマリー
1. たき工房だからできるワンストップクリエイティブとは?
2.ワンストップクリエイティブでただひとつ、もっとも大切なこと
3. 事例紹介
4. 効果的なワンストップクリエイティブにするために
■セミナー講師:
株式会社たき工房
クリエイティブユニット2 部長
大類 和久

クリエイティブユニット1 ディレクター
稲田 桃子

アカウントユニット 執行役員
竹嶋 晋
たき工房は1960年の創業以来、約5,000社の企業のクリエイティブに関わり、国内外で年間50以上のアワードを受賞してきました。弊社に在籍する約150名ものクリエイターたちは、ブランディング、プロモーションプランニング、クリエイティブの3領域それぞれのプロとして活躍しています。

こうした制作物の数々は、企業によって制作・管理・運用方法が異なります。当然、クリエイティブに対する課題も「作ったクリエイティブの効果があるのかわからない」「クリエイティブについて統一された管理ができていない」などさまざまです。

しかし大量に情報が氾濫している現在、そのなかで制作物、広告、コミュニケーションプランなどのクリエイティブには一貫性が求められます。たき工房はこうした多様化する課題に対して、「ワンストップクリエイティブ」という手法を大切にしています。

近年、新聞やTV、インターネットやSNSと、メディアをめぐる環境は激変しています。メディアが多様化し、企業とユーザーの接点が変化するのに伴い、その伝達方法にも変化が求められているのです。ワンストップクリエイティブは、こうした社会情勢の変化に対してクリエイター同士が連携。密なコミュニケーションを行うことで、スピード感と一貫性を両立させたクリエイティブを実現します。

セミナーでは登壇者たちの知見も交えながら、企業がエンドユーザーと中長期的な関係を築くために、ワンストップクリエイティブが大切にしていること。ある事例を通じてたき工房がワンストップクリエイティブを始めたきっかけ。サービスのあるべき姿を期待できる効果を解説しました。

聴講者様からの質問:
Q. コミュニケーションの戦略を考える際にターゲットの深堀りはどのように行っていますか?
A.
コピーライター:
自分とターゲットが近い場合には自分に置き換えて考えています。ターゲットが自分と遠い場合には、まずは身近なところでターゲット像と近しい人がいないか探し、いる場合にはその人に対しヒアリングを行い、そこから深掘りを始めていきます。また、人ではなく、環境から考えることもあります。SNSや雑誌を読んで今トレンドになっているものや、価値観、世の中の空気感から「こういう人がいるのかも?」とターゲット像を深掘りする場合もあります。

アートディレクター:
とにかくターゲットの立場になってじっくり考えます。その際にたとえターゲット像が遠い場合でも、まずは自分もその人になりきって考えることにしています。あとはターゲットに近い方に取材したりします。

Q. コロナ禍でお客様とのコミュニケーションはどのように変化すると思いますか?
A. コロナ禍でのお客様との接点やコミュニケーションについては直接的なものは難しいので、オンラインがメインになってくると思います。ただ、この状況でオンラインでコミュニケーションが重視されることを逆手にとって、アナログ的なコミュニケーションをしてみるのも手かなと思いました。デジタルなコミュニケーションが盛んだからこそ、手紙とか紙ものの温かさ、アナログに届く感じがターゲットのインサイトに響くと考えます。あえて電車広告、ポスター、OOHなどを使ってコミュニケーションをする、というのもターゲットや商品によっては有効かもしれません。
オンラインは多くの人にメッセージを届けられる一方、メッセージの内容、熱さは届きづらい面があります。外出自粛で人と接する機会が少ないからこそ、届けられる量よりも届けられる質(思いなど)を重視して、オンライン以外で接点を持つ(上に書いたような手紙など)のも戦略の一つです。状況の変化に合わせすぎず、あくまで戦略を決める一つの要素として捉え、ターゲットを振り向かせる作戦を考える意識が必要だと感じます。

Q. 発注者の意図やイメージをクリエイティブに伝える際に、気をつけておいた方が良いことは?
A. 発注者とクリエイティブチームの関係性によって変わってくると思います。
ある程度の関係が構築できている場合であれば、ディテールを伝えるよりも、課題や目的といった前提について「理由」や「背景」などを具体的に交えながら、できるだけ詳細に伝えることを気をつけると、クリエイティブチームが目的にあったプランを立てやすいと思います。
仕事を一緒に始めてまだ日が浅い場合は、課題や目的を伝えつつも、クリエイティブの方向性を掴んでもらいやすいように、イメージに近い参考事例や、「親しみが持てそうな感じ」「コピーはシンプルだけど印象的なものを」など具体的に要望を出すと、提案内容とご自身のイメージにぶれが生じづらいと思います。

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