セミナーSeminar

映像制作ワークフローAtoZ

■開催概要
・日時:2020年7月28日(火) 15:00-16:00
・会場:ビデオ会議ツール「Zoom」

 

■セミナーサマリー
【Theme #01】映像制作未経験の方、必見!映像制作 ワークフローA to Z
【Theme #02】実写とアニメーションではココが違う!
【Theme #03】伝えたいメッセージを見える化する方法
■セミナー講師:
株式会社たき工房
エクスペリエンスデザインユニット ムービーラボ/ディレクター
佐藤 佳亮

エクスペリエンスデザインユニット ムービーラボ/ディレクター
稲井 耕介

エクスペリエンスデザインユニット ムービーラボ/プロデューサー
金田 学

ファンづくりおよびブランディングのため、動画広告やプロモーションムービーといった動画による手法を選ぶ企業が、年々増えています。たき工房は2018年、創業60年のデザイン業務で培った表現力や広告的思考力、ブランディング力を活かし、映像制作を専門に行うチーム「ムービーラボ」を発足しました。

映像はグラフィックデザインの集合体です。ジュアル・音・時間をデザインすることで、観る人の心に残る映像を成立させることができます。ムービーラボはその動画が「誰に・どういうメッセージ」を届けるのかをクライアント様と一緒に考えながら、方針を決め映像を作り上げていきます。

セミナーでは、インフォグラフィックやモーショングラフィックに強い佐藤と、実写を主に制作する稲井が登壇。プロデューサー金田のファシリテーションのもと、映像制作未経験の方に向け、ヒアリングから納品までのワークフローを解説しました。

佐藤と稲井は、それぞれアニメーションと実写という異なる映像手法を得意としています。同じ「映像」というくくりでも、2つは異なる特徴を持っているのです。セミナー中盤では、2人が実写とアニメーションそれぞれの特徴と強み、制作過程の違いが紹介されました。

動画広告・プロモーションムービーが完成したからといって、視聴者に伝えたいメッセージが伝わるとは限りません。映像制作の敷居が低くなっている昨今、たき工房は「伝えたいメッセージを、いかに見える化」するかにもこだわってきました。セミナー後半では、映像制作をプロのディレクターに依頼する意味や、良い映像をつくるために必要なことを解説しました。

聴講者様からの質問:
Q. 便利なツールがいろいろ出てきて、だれでも「いい感じの映像」が作れてしまう時代ですが、プロに依頼するメリットはどういった点がありますか?
A. いい感じの映像は確かに誰でも作れます。ただそれだけではターゲットに伝わらない可能性があります。大きな違いは、目的に合わせてメッセージを伝わる形にすることだと考えます。

Q. 映像制作において、クライアントへの初めてのヒアリングのコツ、キモを教えてください。
A. 率直にまず何を伝えたいか聞くことです。

Q. アニメーションとモーショングラフィックスの違いは何ですか?
A. アニメーションの手法はさまざまです。グラフィックを動かすモーショングラフィックスの他にもキャラクターアニメーション、セルアニメーション、ストップモーションなどがあります。