セミナーSeminar

パーパスブランディング 顧客目線と自社目線

■開催概要
・日時:2020年7月21日(火) 14:00-15:30
・会場:ビデオ会議ツール「Zoom」

 

■セミナーサマリー
・パーパス・ブランディングについて
・ゲストセッション 「ディスタンスを越えて、繋ぐ。その手法。」
・質疑応答

 

■セミナー講師:
株式会社たき工房
アカウントユニット ビジネスパートナー2部 部長
プロデューサー/ブランドプランナー
井上 元気

クリエイティブユニット1 ブランドデザイン部
アートディレクター/ブランドムービーディレクター
大入 将太郎

クリエイティブユニット1 ブランドデザイン部
コピーライター/写真家
小保方 克倫

ゲスト
アイレット株式会社
デザイン事業部 事業部長 クリエイエィブディレクター
中村 元軌氏
新型コロナウイルス感染症の影響により、企業は大きな変化に迫られています。ウェビナー中に行われたアンケートでは、ウェビナー視聴者様の34%が「会社の掲げる企業理念・ビジョンがあったおかげで、コロナ禍でも行動できた」と回答しています。社会、企業、人のなかに距離感(ディスタンス)が生まれた新たな時代において、「パーパス」があらゆる行動の指針になると私たちは考えています。
パーパスとは、サービスの価値向上や広告戦略、SNS、インナーマーケティングなどあらゆる活動において、ブレないブランド活動や一貫性を実現するための指針です。ウェビナー序盤では、各国の有名企業が掲げるパーパスの一例を紹介。パーパスとは一体どんなものか、企業理念など既存概念との違いなど、パーパスに寄せられる質問やそのメリットを解説しました。
パーパスは各部署のキーマンを招集し、ワークショップで議論を重ねてつくりあげます。最低でも3ヶ月〜6ヶ月を要するこの工程ですが、新型コロナウイルスの影響で、対面のワークショップが不可能になってしまいました。たき工房はこれまでオフラインで進めていたワークフレームを、miroを使いオンラインで再現できる体制に移行。
ゲストとしてお招きしたアイレット株式会社の中村氏は、実際にオンラインでのワークショップを体験した一人です。ウェビナーでは中村氏に、ワークショップの感想や完成したパーパスが、社内にどう受け入れられているのかを話していただきました。
ウェビナーの後半では、講師とゲストの間でパネルディスカッションを実践。たき工房がワークショップで大切にしていること、中村氏が感じたリモートでのブランディングで感じたメリットなど、お互いに抱く質問を投げかけ合いました。

聴講者様からの質問:
Q. パーパス策定後の浸透フェーズでたき工房さまでできることはあるのでしょうか?
A. 浸透までのロードマップ制作、各施策の提案・実行までを行なっております。

Q. 導入後これからどういう形でパーパスをひろめるのですか?
A. 各セクションごとにパーパスを作ることをおすすめしています。

Q. 採用ブランディングとパーパスブランディングの違いは何でしょうか。
A. パーパスブランディングは企業自体の存在理由を決めること。採用ブランディングは企業のパーパスを実現できる人材を採用するブランディングという考え方です。パーパスは採用においても非常に重要なポイント(起点)になります。