Works

「The History of IDEMITSU」

Briefing

日本の近代史と共に歩んできた、出光興産の105年にわたる歴史の動画化。
日本のエネルギーに対して真摯な企業活動を行ってきた同社の歴史を、ブランドイメージとしていかに伝えられるかが、最大の課題でした。

Our Design

「人間尊重」を掲げ、日本のエネルギーに対して、徹底的に向き合ってきた創業者・出光佐三氏。
その理念を体現するかのように「手で作り上げる」ことを重視して、ペーパークラフトによるコマ撮りアニメによって再現しました。

  • Core Creative

    平面のペーパークラフトを多重レイヤーで立体的に見せる表現を、ストップモーション手法によりアニメーション化。
    レーザーカッターによる風合いを活かし、出光興産の歴史感そのままに、重厚かつ美しく再現しました。
    シーンは105年の歴史の中から、出光興産を語るに欠かせない、社歴に残る名場面ばかりを集めて構成しています。


    Creative Director:HISANAO TENMYO

  • Art Direction

    白いペーパークラフトとライティングによる陰影を際立たせるため、ほかの色や要素をできるだけ排除したシンプルな構成を設計。
    一方、レーザーカッターによるエッジの焦げやクラフト紙の質感が、温かみを感じる要素として効いてくるようディティールに配慮しました。
    また、海外展開を意識して「言葉を使わない」ことにもこだわりました。
    「海上での給油作業」や「満州鉄道のオイル凍結実験」など一般に伝わりづらいシーンも多かったのですが、説明的になりすぎずに
    ムービー全体を通して出光興産と日本の成長の歴史が垣間見え、そこに携わった人々の熱量を伝えることを目指しました。

    Chief Designer:SHUNTARO MIYAZAKI

  • Design

    画面デザインとイラストデータの制作に携わりました。
    特に心がけたのは、カットラインが綺麗に見えるシルエットを意識することです。
    鉄道や橋、街並みなど、複雑なモチーフがシルエットになった時に、どこまで細部を美しく魅せられるかが、この制作の完成度を左右するポイントだと考えていました。
    ラインの細さやディテールの描き方を試行錯誤し、パスデータを細かく詰めていく作業に時間を要しました。
    また、紙の重なりの美しさをイメージしながら制作をすることも心がけました。
    奥行きや全体のバランスを意識してイラストを描くことで、立体となった時にイラストの世界感が画面全体に広がる構成に仕上がったように思います。

    Designer:YUKI YAMASHITA

Client’s Voice

出光興産株式会のロゴ
一緒にお仕事を進めていくと、この仕事を大変ながらもとても楽しんでいらっしゃっていて、これを自分のチャレンジにもされているということが、仕事の枠を超えて伝わってきました。そんなみなさんの姿勢が、新しいアイディアをいろいろと生んで、我々に寄り添った形でご提案をしていただけました。完成後、社内からは自分たちが大切にしているアイデンティティを斬新で、温かみのある素敵な表現で語ってもらえて嬉しいという声が多数ありました。インナーモチベーションのアップにも繋がり、出光が新しいことに挑戦していく会社であることを自分たちも再認識することができました。

出光興産株式会社 広報CSR室 ブランド・広告課  堀 智尋
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