制作実績

健康管理アプリのサービス設計からWebサイト/ロゴ等の制作

Briefing

来るべき超高齢化社会に向け、医療サービスの低下や医療費高騰を抑制するためにも、一人ひとりの健康を自ら管理する「セルフ健康チェック」への需要が高まっています。このような時代性を踏まえ、自宅で血液検査ができるキットを利用した、新しいサービスの設計およびサイト制作が本案件の概要です。

Our Design

・「セルフ健康チェックプラットフォーム」というコンセプトに基づき、検査の申込から検査項目の解説、検査方法の説明、結果の閲覧、具体的な行動提示までのすべてがサイト内で完結する構造を構築しました。
・フラットなデザインとシンプルなイラストによって、どの年代にとっても分かりやすく、使いやすいUIを実現しました。

Result

・全国各地の自治体にサービスの意義をご理解いただき、利用促進プロモーションにご参加いただきました。
・自営業や主婦の方を中心に、ふだん健康診断に行く機会がない多数の方にサービスをご利用いただくことができました。
・健康管理の新しい可能性として、新聞、テレビをはじめとした複数のメディアに取り上げられました。

  • Core Creative

    制作にあたって最も意識したのは、このサービスを通してユーザーが自分自身の「身体」を理解し、健康への意識や生活習慣を変える「きっかけ」となることです。そのため、検査結果が視覚的にわかるUIに加えて、身体の各器官のはたらきや検査で異常値が出るしくみを、イラストを交えて解説。検査の結果だけでなくその意味を理解してもらうことで、ユーザー自身の行動変容を促すつくりとしました。

    ■おウチでできる血液検査 スマホ de ドック
    https://www.smartkensa.com

    ■スマホ de ドック サービス概要

    Creative Director:加藤哲彦

  • Art Direction

    「健康で長生きするために定期的に検査を受ける」ユーザーに長生きしてもらうためにデザインしました。デザインする上で気をつけた事は、押し付けないこと、怖がらせないことです。使いやすく、わかりやすく、使い続けられるサイト。クライアント、スタッフで毎回しっかりと話し合い作り上げました。

     

    Art Director : 東福秀哉

    Designer:斎藤佳奈

  • Web Direction

    サイトの構造を決めるワイヤー制作を中心に、細かなシチュエーションによる表示要素の振り分けなどを担当しました。ワイヤーは進化していく設計書であり、想定していなかった問題をあぶりだすテストシートでもあり、完成後の照らし合わせ確認にも使う資料です。クライアントとも粘り強く話合ったことで、見通しが立ちやすくなり、実際に使った時の「アレ?」という感じを少なくすることができたのではと思います。

     

    Web Director : 鵜沢慎一

  • Technical Direction

    主にシステムの要件定義を担当したのですが、同時並行でサービス自体の要件定義も行いました。全体を通しては、サービスの要件に変更があるとシステムの要件にも手を入れていく、逆にシステムで実現が難しいことが出てくるとサービスの要件を変えていくというところで柔軟な対応が必要でした。また、検査結果等の情報をどう扱うかということだけではなく「検査キット」という物理的なもののステータスも考慮しつつ要件を決めていくところや、サービスへの複数の申し込み方法を定義する部分が最も苦労したところです。

     

    Technical Director : 高城真生

Client’s Voice

KDDI株式会社のロゴ
スマホdeドックの立上げから、本プロジェクトに参加いただき、サイト製作やパッケージのデザイン、リーフレットの作成、ロゴのデザインまで、トータルに関わっていただきました。新しい事業でしたが、事業の狙いや想いなど背景までご理解いただき、プロジェクトを進めていただく姿は、同じ会社の仲間のようでした。心より感謝申し上げます。

KDDI株式会社
新規ビジネス推進本部 部長
岩崎 昭夫
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