制作実績

新・東京みやげ菓子のパッケージデザイン&商品ブランディング。

Briefing

日本の玄関口として日々多くの人々が行き交う東京駅。
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催も相まって、多様化が加速する「お土産」ニーズへ向けて、JR 東日本クロスステーション リテールカンパニーは新たな東京みやげ菓子を開発。創業120年を超える「中村屋」をパートナーに、定番と遊びゴコロを掛け合わせた、まったく新しいお菓子を目指しました。

Our Design

新商品のネーミングとパッケージ開発を行うにあたり、まずは商品のパーパスを導き出すところから始めました。2社のクライアントとともにワークショップを行い、MD(マーチャンダイザー)コンセプト「TOKYO Taste Magic!」のもと、新しいみやげ菓子のVALUE/NEEDSやペルソナ像などを深堀り。方向性や認識を合わせながら、目指すイメージを構築していきました。ワークショップを経て策定した商品のパーパスは「お菓子で、人と人が会う口実をつくる」。そこからネーミングとパッケージ開発、その他クリエイティブ制作、店頭装飾へ展開。

濃厚なチーズの味と、意表をつく「サクッ」とした食感で、これまでに出会ったことがないようなお菓子を体現するネーミング『チーズゴーランド(Cheese-Go-Round)』とキャッチコピー「ひとくち食べた瞬間にまわりだす。めくるめくチーズの世界をめしあがれ。」そして、パッケージには心地よいめまいのような感覚を視覚化し、一度見たら忘れられないような世界観をデザインしました。また、お菓子を食べるまでの導線にも物語のような仕掛けをすることで、お土産のあるシーンを演出する工夫をしています。

Result

2021年4月15日にJR東京駅で一斉販売がスタート。好評にて販売中です。
またパッケージデザインは、株式会社グラフィック社が発行する書籍『スイーツ・パッケージ・デザイン コレクション』(仮)(2022.6発行予定)にも掲載されます。

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