TAKI BLOG
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テーマ:クリエイターインタビュー
更新日:2026.10.14
SNSでも話題の「こどものいいひとすぎるよてん」に、たきコーポレーションの精鋭が参画!
グラフィック制作カンパニーONE
デザイナー
矢野仁志

グラフィック制作カンパニーONE
デザイナー
竹内さや香


こんにちは、たきブログ編集部です。7月17日から8月19日に、西武渋谷店にて開催された「こどものいいひとすぎるよてん」。SNSでも大きな話題になったこのイベントの展示物のデザインを、たきコーポレーションが担当しました!今回は、本プロジェクトを担当した、グラフィック制作カンパニーONE所属の矢野・竹内の両名に、当時の苦労や思い出について語ってもらいました。
矢野仁志
たきコーポレーションの前身であるワークアップたきに入社後、代理店案件を中心に幅広いジャンル・媒体のグラフィック制作に携わる。現在はディレクターとして、経験と実績を生かし、さまざまなクリエイティブに対応。趣味は浦和レッズの試合観戦で、赤い服や持ち物ばかりで有名(笑)。
竹内さや香
たきコーポレーション2024年新卒入社。
名古屋学芸大学 メディア造形学部 デザイン学科卒業。
グラフィックデザイナーとして、広告をメインに、パッケージやロゴのデザインなどを担当。動物と映画が好き。
デザイナー人生における新たな挑戦となった「こどものいいひとすぎるよてん」

―最初にこのプロジェクトの話を聞いた時の、率直な感想はどのようなものでしたか?
矢野:本プロジェクトは、代理店様から紹介を受ける形でスタートしました。お恥ずかしい話ですが、当時は「いい人すぎるよ展」を存じ上げておらず、新しいタイプの仕事が来たなぐらいの感覚だったのですが、チームメンバーに話を振ってみたところ「知っている!」「ぜひやりたい!」という声が多く、すごい企画に参加できるんだと改めて思いましたね。
竹内:私は「いい人すぎるよ展」のことは知っていましたし、友人たちとの会話でも話題になっていたので、矢野さんからこの話を聞いて、とても驚きましたね。これだけ大きな話題になった企画に参加できるなんてと、ワクワクした気持ちでした。
―ONEはどのような形でプロジェクトに参画したのですか?
矢野:展示物の大筋やギミックに関しては、今回のクリエイティブディレクターであり、本展示の主催である株式会社ENTAKU produce様(以下、ENTAKU様)が設計しているため、我々はそれをどうデザインへと落とし込んでいくかのアウトプット面を担当しました。
竹内:私たちのチームは、普段は紙媒体を中心に制作をしていましたので、展示のデザインというのは初めての経験。ENTAKU様や代理店様と連携しながら進めていきました。
広告とは異なる、展示だからこその難しさと面白さ

―展示物のデザインならではの苦労や難しさはありましたか?
矢野:展示という特性上、お客様の来場数が非常に重要です。いくらデザイン側が頑張っても、たくさんのお客様にご来場いただけなければ、プロジェクトが成功したとは言えません。そういう視点は、普段の広告制作とは大きく異なる部分であり、難しさでもあったかなと思いますね。
竹内:また、タイトルに「こどもの」と付いている通り、今回は子どもたちをターゲットにした展示でしたから、子どもの目線でどう見えるか、どうすれば子どもたちが楽しんでくれるか、という点にもかなり頭を悩ませました。
矢野:「いい人すぎるよ展」や「微わかる展」といった、従来のENTAKU様のデザインは、シンプルで洗練されたものが多いです。そのため本展示においても、当初は黄色と水色の2色で展開する予定でしたが、子どもたちを喜ばせるためにもっとカラフルにしてみてはどうか、というアイデアなども出させていただきました。
竹内:あとは展示の高さですね。大人と子どもでは身長が異なりますから、大人に見やすい高さに設定してしまうと、子どもたちはかなり上を向かないと展示が見えなくなり、体験の質が下がってしまいます。それでは本末転倒ですから、目線を150センチ程度に設定してデザインするようにしていました。
矢野:一つデザインができる度、プロジェクターを使って原寸で投影し、子どもの目線を意識して自分自身もしゃがみながら、調整・検証を重ねました。会議室でデザイナーたちがみんな膝立ちになって、意見を出しあっている姿は、なかなか不思議な雰囲気だったと思いますね。
竹内:会場全体の設計についても、頭を悩ませた点は多かったですね。ただ、代理店様が用意してくれた3Dソフトがとても素晴らしく、会場をバーチャル上でプレビューしながら、まるで本当の会場にいるかのような形でデザインの配置などを決めていくことができたのはありがたかったですね。「ここに立つとこんな見え方をするなら、こういうデザインにしよう」といった具合に、実際のイメージを具体的に持ちながら進めていけたのは、やりやすさに大きく影響したと思います。
矢野:たきコーポレーションだからこそできた取り組みという点では、社内の集まりである「ママノバ」に協力いただき、社員の子どもたちに絵を描いてもらえたことも大きいですね。展示の会場には「子どもたちが自由に絵を描けるコーナー」を用意していたのですが、何もない空間にいきなり絵を描いてと言われても、なかなかできるものではありません。しかし、先にいくつかの絵を飾っておいてあげれば、描きだすハードルを大きく下げることができます。展示するまでではなく、展示されたあとどうなるかまでも考えながらデザインしていったからこそのアイデアです。
新しい経験を、新しいスキルへと昇華して

―たくさんの苦労があったからこそ、実際にデザインが形になった時の喜びも相当大きなものになったのではないですか?
矢野:施工に立ち会ったのも初めてでしたから、単純にすごく楽しい経験でしたね。また、バーチャルで念入りに確認はしていたものの、実際の現場で目にするとイメージと違ってくる部分もありましたから、改めてライティングなどを微調整したりもしました。
竹内:展示が始まって、実際に来場者が訪れる様子を見られたのも感動しました。子どもたちが楽しそうに過ごしている様子や、SNSでの反響を見る度に、やってよかったと強く思いましたね。同期や家族にも自慢できる仕事の一つになったと感じています。
矢野:たきコーポレーション全体を見ても、非常に貴重な経験になったと思います。ENTAKU様や代理店様が我々に任せてくれて、かなり自由度高くデザインさせてくれたからこそ、私たち自身も思いきり楽しみながらのぞむことができました。これをきっかけに、今後もこうした展示に関わるようなデザインにも積極的に挑戦していきたいですね。
竹内:展示ならではの目線や細かいこだわりの大切さは、なかなか他では学ぶことはできません。だからこそこの経験を、今後は自分の大きな武器として生かしていけたらと思います。



