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ブランドデザイン部
コピーライター

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トップビジュアル「ブランディングってよく聞くけど結局なに?」

こんにちは!
たき工房ブランドデザイン部のコピーライターです。
皆さんにブランディングに関するさまざまな情報をお届けするために、
本日よりブログを更新していきます。

ブログでは、
「ブランディングってよく聞くけど、結局なに?」
「へ〜!こんなところにもブランディングって活用されているんだ」
こんなお役立ち情報や役に立つかはわからない私たちの日常も(たまに)ご紹介していきます。
セミナー情報や、世の中の最新事例もどんどんお伝えしていきますので、
ぜひ楽しみにしていてください!

記念すべき第1回はズバリ!「パーパスブランディングってなんだ?」です。

先日、宣伝会議さま主催の「AdverTimes Days(アドタイ・デイズ)」に私たちも出展してきました。

宣伝会議主催「AdverTimes Days(アドタイ・デイズ)」に出展で来場者への説明ショーン。

宣伝会議主催「AdverTimes Days(アドタイ・デイズ)」に出展

2日間にわたって開催される広告・広報イベントで、広告代理店や制作会社、Web会社、ブランディングエージェンシーなど、さまざまな企業が出展します。両日ともセミナーに登壇したブランドデザイン室。そこで取り上げたテーマが、まさに「一緒につくる パーパスブランディング」でした。

 

テーマ「一緒につくるパーパスブランディング」セミナー登壇者 たき工房竹嶋執行役員/ブランドプランナー

セミナー登壇者 たき工房竹嶋執行役員/ブランドプランナー

 

セミナー風景 / 受講者の皆さま

セミナー風景 / 受講者の皆さま

そこで今回は、セミナー内容を特別に公開し、
「一緒につくる パーパスブランディング」とはなにかについて解説します!

 

そもそも、ブランディングの目的って?

そもそも、ブランディングの目的って?
普段生活している中でも、「ブランド」という言葉はよく耳にしますよね。あのブランドが好き、企業ブランドがしっかりしている、高級ブランド、…など。「ブランド」は、私たちの生活にも馴染んでいる身近な言葉です。でも、ブランドからブランディングという言葉に変わっただけで、急に難しい話になったような気がしてきませんか?

大丈夫!私もそうでしたから!

実際、ブランディングには難しい部分もあります。
個人的にも、ブランディングって「もや〜っ」とした概念だなぁと思っていました。なんとな〜く、「こういうものかな」っていうイメージはつかめているけど、人によって、企業によって、言っていることが違ったり、手法にも「これが正解!」という唯一無二のものがないなぁ、と。丁寧に説明しようとすると、2~3日語り続けなければいけないかもしれません。(なので今回は、ブランディングそのものに関する解説や難しいことは書きません。)お伝えしたいのは、ブランディングの目的と効果。つまり、「ブランディングってなんのためにするの?」というところです。そのカギとなるのが、企業、企画、サービス、商品の「パーパス(PURPOSE)」です。

 

パーパスって?

セミナー風景 / 「パーパス」(存在理由)って?

セミナー風景 / 「パーパス」(存在理由)って?

巷では「存在理由」ともいわれています。今、世界中でエクセレントカンパニーといわれるような有名企業が、この「パーパス(存在理由)」という概念を取り入れています。ちなみに、この言葉、皆さんは聞いたことがありますか?
ご存知の方は、すでにブランディングに関する感度が非常に高い方です!「そんな言葉、はじめて聞いたよ」という方も安心してください。

私も最近までは、まったく知りませんでしたから!

正直に言いますと、たき工房に入社してからしばらくは、「パーパス?なんじゃそりゃ?」という状態でした。
そんな人(私も含めて)にパーパスの概念やメリット、必要性を論理的に詰め込もうとしても、全く伝わりません!例えば、パーパスについて説明するとき、よくこんな言葉に置き換えられます。
「企業、サービス、商品はなぜ存在するのか?」いきなり難しい!すごく話が高尚になった気がする!そんなことを言われると、余計にイメージしにくくなってしまいますよね。

でも、この「なぜ存在するのか?」というのが、パーパスを導くにあたって、ブランディングにおいてはなによりも重要なのです。なので、誤解を恐れずに、ものすごく簡単に説明しちゃいますね。
パーパスとは「企業活動の指針」のことです。

PURPOSE(パーパス)がないと本来の目的を見失うことの図解。

PURPOSE(パーパス)がないと本来の目的を見失う。

 

例えば、パーパスがない状態だと、上記の図のように、各課題に対して対症療法的に進んでいくことになります。そうすると、進む方向がバラバラになってしまい、気がついたときには本来の目的を見失っている!・・・という状態になりかねません。

 

PURPOSE(パーパス)とは企業活動の指針の図解

PURPOSE(パーパス)とは企業活動の指針

 

一方、パーパスがある状態ではこのような感じになります。パーパスが進むべき方向を示す道しるべになってくれるため、分野やレイヤーの異なる課題を解決する際も、ブレずに進むことができるのです。

つまり、
「ブランディングってなんのためにやるんですか?」という質問には、「進むべき方向に進めるような企業活動の指針をつくるため」と答え、「じゃあ、それってどうやるんですか?」という質問には、「パーパスを導き出すことで」と答えることができます。そして、そのフローに沿って行うブランディングを、「パーパスブランディング」というのです。

・・・どうでしょう?
なんとなく、パーパスブランディングのイメージがつかめてきたでしょうか。

 

パーパスブランディングのイメージはつかめたけど、「一緒につくる」ってどういうこと?

 

MAKE IT TOGETHER(一緒につくる)のイメージイラスト。

MAKE IT TOGETHER(一緒につくる)

 

ずばり、これがたき工房ブランドデザイン部の特長です。
「一緒につくる」を一言でいうと、パーパスの導き出しから、クリエイティブのアウトプットに至るまで、イチからお客さまと一緒につくり上げていくことです。

インタビューを通してお聞きした内容だけをもとに、ブランディングのコンセプトや施策を提案するのではなく、お客さまと二人三脚で答えを出していきます。

それを実現するために、私たちは、プロジェクトごとにオリジナルのワークショップを企画・実施しています。課題、実現したい未来、お客さまのご要望などを踏まえて、最適な「一緒につくる方法」を試行錯誤しながら形にしています。そうしてお客さまと一緒に導き出したパーパスをもとに、さまざまな施策やクリエイティブに落とし込んでいくのです。

このプロセスを踏むことで、満足度の高い結果を得ることができます。もちろん、手間や時間はかかります。それでも私たちがこの方法を選んでいるのは、「ブランディング」とは、最終的に現場が共感して、活用することで実現されるものだから、と考えているからです。

せっかくコストと時間をかけてブランディングするのに、
それが社内外に浸透していかないのはもったいないですものね。

お客さまにもご協力いただく部分が多くなるため、非常にパワーがいりますが、
やはり、この形をとっていると最終的に満足していただけることが多いのです。

私たちは、私たち自身のことを、先導者ではなく伴走者だと考えています。
お客さまの企業活動を加速させたり、後押ししたりするパートナー。
そんな存在でありたいと思っています。

どんなワークショップを実施しているか、それを体験できるセミナーも随時開催しておりますので、ご興味のある方はぜひお問い合わせください。

最後は少し駆け足で営業っぽくなってしまいましたが、以上がたき工房ブランドデザイン部が考える「一緒につくるパーパスブランディング」です。

少しだけ、ブランドデザイン部のことをお伝えできたでしょうか?
これからもどんどん更新していきますので、ぜひ楽しみにしていてくださいね〜!


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