Works

Shibuya MODI Opening Promotion

Briefing

2015 年11 月、マルイシティ渋谷が新業態「MODI」 としてリニューアル。その開業クリエイティブの開発。

Our Design

本施設のPurpose=存在理由である「人々の知的好奇心を刺激し続けることで素晴らしい経験を創出し人生を豊かにする。」を全ての起点にした開業クリエイティブ全般の企画開発とメディアプランの提案

Result

マルイシティ渋谷時代からの象徴的な建物と近隣の丸井施設を中心に渋谷神南エリア自体をランドスケープとしてキービジュアルを表現。「あの施設がこう変化した」ことを直感的な表現にすることで、近隣メディア露出や配布物、WEB サイトなどすべての開業施策で連動させることができた。結果、開業時には街との共創にも成功し、公園通りに新たな人の流れをつくりだしました。また、様々なメディアでも取り上げられ、国内外からも注目を集めることができました。

  • Core Creative

    街と一体となる存在へ。

    表現を行う上でもっとも大切に考えたのは渋谷MODI のPurpose《存在理由》を渋谷の施設らしくどうみせるかということ。加えて、店舗の正面にある渋谷マルイとの街としての一体的な表現が求められる中で新しいコンセプトの登場感をいかに表現するかということだった。

    全体の考え方としては施設自体をmagazineと捉え、WEB上のホームページをmagazine として表現。施設のコアコンテンツである本自体を使った表現ではなく、本を想起させる表現でありながら、ポジティブな施設の印象を与えられる作家として、フランス人イラストレーターVincent Mahe氏を起用。実際に来日していただき神南エリアをADと歩きながら「渋谷の個性」を共有することを徹底。結果、日本でありながら渋谷を海外から見たような不思議な世界観と、建物を幾何学的に捉えたポジティブな色彩で、渋谷の街に迷い込みたくなる感覚を「知的商業空間」として表現した。

    プランニングを担当した、 ストラテジストプレーヤー竹嶋 すすむ。

    Creative Director : 竹嶋晋

     

    「渋谷モディ」が街と一体的に表現され、 カラフルで賑やかな広告を制作。

     

     

  • Art Direction

    イラストレーションの持つ表現力で、今までにないアプローチを。

    日本では見たことがない作風の、
    フランス人イラストレーター(Vincent Mahe)を起用し、
    何が描かれている絵なのか、誰が描いたのかと、好奇心を刺激する。
    我々には見えない別の渋谷観を見つけてもらう、好い成果を得た。

    屋外ポスターは一瞥で印象づける短時間のコミュニケーションが通例だが、
    少しの時間だけ、足を止めて眺める、という体験をしてもらうビジュアルを制作。
    モディが提供したい「豊かな人生」は、一見無駄とも思えるところにあったりする。
    街、各シーンのビジュアルともに、内容には関係ない遊びを加えたイラストレーションにしている。

    デザイン担当のアートディレクター木村たけのり。

    Art Director 木村高典

     

    ロケーションハンティングを行い、渋谷公園通りの街並みを何度も描いたイラストラフスケッチ。

     

     

  • Web Planning

    シーズンで様変わりする佇まい

    「知的商業空間」というコンセプトを掲げた渋谷モディにとって最もふさわしいWeb サイトの役割・佇まいを突き詰めて考えた結果、館内で行われるイベントも、バイヤーがこだわって買い付けた商品の情報も、ファッショントレンドも、注目のベストセラーの本も、渋谷モディが考える渋谷カルチャーについても、関わるすべての人を巻き込んで自由に発信ができるようなWeb マガジンのようなスタイルがふさわしいと考えて企画しました。また、館内にシーズナルテーマが定期的に設定されるので、雑誌がメインの特集にあわせて佇まいが変わりながらも本来のスタイルを保っているのと同じように、着せ替えのように様変わりしながら永続できる仕組みを考案しています。

    「知的商業空間」が永続できるように仕組みを考案した、大きな金のシャチホコの作品を見上げるウェブプランナー下向暢子

    Web Planner : 下向陽子

     

     

  • Web Design

    単なる情報発信ではないカルチャーを発信できるデザイン

    商業施設のサイトですと、情報は店舗案内や商品・キャンペーン告知で終わりがちですが、渋谷モディのウェブサイトでは「MAGAZINE」と称して、情報を更新していくだけでなく、著名人のインタビューなどを掲載したり、カルチャーを提供しつづけるようなウェブサイトを目指しました。またCMS を使用して、PC やスマートフォンだけでなく、店内のディスプレイなどにも同じ情報を掲載するため、様々なデバイスに考慮するデザインにする必要があり、情報整理、レイアウトなど注意深く検証する必要がありました。

    Webデザインを担当した、 ウェブデザイナー長谷川まほ。

    Web Designer : 長谷川真歩

     

    デバイス別に考慮した情報整理を行い、デザインも深く検証。スマートフォンとノートパソコンでのウェブサイト表示例。

     

     

     

  • Copywriting (Key copy & Purpose Movie)

    広告と接すること自体を知的好奇心のある体験に。

    コピー表現においても、長い月日をかけてつくられた館のPurpose(存在理由)を大切に伝えることを一番に意識しながら、常に変化する渋谷で新しく生まれ変わる商業施設として、見る人にどういった言葉で期待や興味を持ってもらえるかも慎重に考えました。

    そのうえで、目標としたのは「渋谷MODI の広告と接すること自体が、見る人の知的好奇心をくすぐる“体験” になれば」ということです。それを媒体すべての足場にしながら、施設自体を「知的好奇心」という言葉に置き換えたり、単に素敵なテナントが集合する素敵な器とだけ解釈されないよう、施設自体が意思をもった語り口をするなど、言葉の端々にも散りばめました。

    また、「知的好奇心=渋谷MODI」を原点に、つながり広がって、さまざまなかたちの新しい経験へと発展していくようすをキービジュアルにのせて。館のパーパスムービーには、その連鎖の楽しさを表現のキーに組み立てました。

    もうひとつ、今回はコピー開発段階でネイティブの英訳家とやりとりを重ねています。特にムービーにおいてはナレーションなしでも海外の方が理解できるようにつくることで、インバウンドを意識したものになっているところも、渋谷MODI の想いを大切にかたちにした部分だと思います。

    「ママと共通の話題で盛り上がれるようなニッセン」を目標にコピーを担当した、コピーライター山田きよ。

    Copy Writer : 山田季世

     

     

  • Copywriting (Web & MODI Paper)

    誌面・Web上で、好奇心をくすぐられる体験を。

    つくったものすべてに、「知的好奇心」というひとつの軸を通すことを何よりも意識しました。主に館内ツールやWEB をメインに担当しましたが、キービジュアルからショップカテゴリー、冊子のショップ紹介の記事まで。目にしたとき、読んだとき、知的好奇心が湧き出てくるようなものをつくる、ということはいつも考えていたと思います。例えば、冊子では「渋谷MODI が提供する価値を疑似体験できるマガジン」をコンセプトにしました。

    「街」「グルメ」「音楽・アート」「ファッション」に精通する方に、渋谷カルチャーをそれぞれ語ってもらうことで「文化」という観点から渋谷の面白さを表現してみたり。「こういうお店で、目玉商品は○○です!」といった文章になりがちなショップの紹介文を、出店への想いや商品のストーリーを紹介するものにしてみたり。読み手に「もっと知りたい」と好奇心を持ってもらうこと、これをどうやって実現していくかを、チームでも、個人でも考え続けました。明確なテーマをいつも中心に据えてモノをつくることを、ここまで徹底したのは初めての経験だったと思います。しかも、キービジュアルに、ムービーに、冊子に、WEB にと、こんなに多くの制作物に対して、です。ここが他の案件と異なる点で、また今回の案件で最高におもしろく、勉強になった点でした。

    Copy Writer : 稲田桃子

     

    キービジュアルからショップの紹介記事まで、 「渋谷モディ が提供する価値を疑似体験できるマガジン」をコンセプトに制作した創刊号の冊子。

    冊子イントロ、 渋谷モディのコンセプトページ。

    渋谷モディの存在感を語ったページ。 はじまりは、渋谷モディから。

    カルチャーを生む渋谷へ。 渋谷区長と女性映画監督の対談ページ。 渋谷の食文化を若者たちが語ったページ 渋谷の音楽とアートについて 語ったページ

    ファッション、お店の差別化に ついて語ったページ

Client’s Voice

東京の新しいライフスタイルとカルチャーを表現した『知的商業空間』を目指す渋谷モディ。その提供価値を共有したクリエイティブチームの皆さまには、『知的好奇心を刺激する』という新しいクリエイティブにチャレンジいただき、ビジュアルからWEB、冊子にいたるまでその思いを一気通貫に表現いただきました。

施設運営者としての当社の思いや出店いただいたテナント様も思いもこめて、きめ細かく組立て展開したプロモーションでは、施設価値の最大化に大きく貢献いただきました。 

株式会社エイムクリエイツ 商業・広告事業本部
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