鳥が見ている世界を疑似体験してもらう

2016年から石川県森林公園で毎年行われている「MISIAの里山ミュージアム」。2019年6月9日（日）に開催された今回は、スマイルデザインラボから2つのイベントを開催。私はその内のひとつ、VRゴーグルを使って鳥が見ている世界を感じてもらう体験型イベント「鳥がみてる世界」を企画しました。

この「MISIAの里山ミュージアム」は、森の豊かさや生物多様性の大切さを感じてもらうことがテーマの一つ。
今回の企画を通し、人とは異なる鳥の視界に驚きや楽しさを感じてもらうと同時に、「鳥ってなんで高いところにいるんだろう」だったり「どんな暮らしをしているんだろう」といった、鳥に対する新たな発見や気づきを持ち帰ってもらうことが目的でした。

VR映像を見せることに加え、鳥についての豆知識やどんな生き物なのかを載せたリーフレットも配布。鳥ってどんな生き物なのかを知ることで、VR映像で見た光景が、子どもたちにとってより多くの気づきになるよう工夫しました。

楽しむことで、また来たくなる体験を

生物多様性とデジタルを組み合わせたコンテンツって面白いんじゃないか。子どもたちも楽しみながら色々な発見ができるんじゃないかと思ったのが、この企画の発端です。この体験を通し、森に住む動物や植物などに興味を持つきっかけになってくれたらうれしいです。

田中隆造