TAKI BLOG
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テーマ:クリエイターインタビュー
更新日:2026.07.03
営業職が「コピーライター養成講座」を受講したら~言葉を紡ぐ難しさと面白さ~
アカウントプロデュース部
松原美月

こんにちは。たきコーポレーション アカウントプロデュース部の松原美月です。私は普段、プロデューサー職として営業や制作進行などを担当しているのですが、さらなるスキルアップを目指して、宣伝会議が主催する「コピーライター養成講座」を受講しました。今回は、そこで得た学びや今後の目標について、お話ししたいと思います。
松原美月(アカウントプロデュース部所属)
たきコーポレーション2021年8月中途入社。アカウントプロデューサー。グラフィック・Web・撮影/動画・ブランディングなど、多岐にわたるデザイン制作の進行を担当。趣味は旅行・ご飯屋さん巡り・お笑い・スポーツ観戦。
スキルアップを目指し、コピーライター養成講座に参加
宣伝会議が主催する「コピーライター養成講座」は、1957年に開校した日本で最も伝統あるコピーライター・広告クリエイターを目指す人のための講座です。
前々から私は、自身の言語化能力に課題があるなと感じており、プロデューサー職としてクライアントと相対することも多い仕事だからこそ、このスキルを磨いていかなければいけないと感じていました。
そんな中で、最初は言語化に関する書籍を読むことで勉強をしていたのですが、私が読んでいた書籍の著者の多くは、コピーライターとして活躍している方々。ならば、コピーライターとしてのスキルを磨くことが言語化能力を高める近道になるかもしれない。そうした思いから、養成講座を受講してみることにしました。
基礎から実践まで、多くの学びを得る
講座は全部で40回。「コピーとは」「広告とは」といった基礎から始まり、徐々に実践的な内容を学んでいくような流れでした。広告代理店をはじめ、さまざまなところで活躍されている方々が講師を務めていたのですが、みなさんが共通して言っていた「コピーライターは、書くのではなく考えるのが仕事」という言葉がとても印象に残っています。
また、一番印象に残った講座は、企画書を書く、という内容の講座でした。「企画書はラブレターであり、相手の課題を抽出した上で自分ならこうできるということを書かなければいけない」という、プロデューサー職としても活用できるお話が聞けたのはとてもありがたかったです。
講座の後半は、課題の制作とその講評を中心に展開されました。課題は、オーソドックスにキャッチコピーを作るようなものから、ラジオCMを書いてみよう、ボディーコピーを書いてみようなど、さまざまな種類がありました。普段、コピーライターと一緒に仕事をする機会も多いのですが、みなさんが日々こんなに大変なことをしているのだと、改めて感じることができました。
また、本講座では、課題の成績優秀者に「金の鉛筆」を贈呈する、という取り組みがあり、こちらをいただくことができた機会がありました。企業の求人ポスターのコピーを考える内容だったのですが、その企業のことや、たきコーポレーションではどうやっていたかなど、色んな角度から考えていくようにしました。結果的に、オーソドックスではない、少し尖った内容にしてみようと思って作ったコピーを選んでもらうことができました。

講座修了書と「金の鉛筆」
AIの発展とこれからのコピーライター
日々の仕事と同時並行で課題に取り組んでいく必要があり、AIも積極的に活用するようにしていました。もちろん、最終的な提出物は自分自身で考えるのですが、その切り口となるような部分をAIにも考えてもらったり、壁打ちのような感覚で使ったりしていました。
講義の中でもAIに関するものがあり、AIコピーライターと戦う、などといった内容のものもありました。また、これからのAIとの共存についても言及があり、どの講師の方も、AIがどれだけ発展してもコピーライターの仕事がなくなるわけではない、とお話ししていたのが印象深かったです。AIはあくまでも情報を集めて出力しているだけであり、そこに意図や意味を持たせているわけではない。作業時間の短縮などで大いに活用できるものではあるが、人間だけが考えられる意図や意味にこそ価値があるといった内容で、プロデューサー職としてもとても感銘を受けました。
自身の課題を知ることで、さらなる成長を
講座が終了してまだ間もないため、ここでの学びが具体的に仕事に活かせるかどうかは、これからの私の頑張り次第ではありますが、少なくとも企画書やスライドの書き方はかなり変わったように思います。コピーに関しても、制作者はどういった意図で言葉を選んだのか、など、今まで以上に広い視点を持って、向き合うことができるようになりました。
また、能力を身に付けるというだけでなく、自分の足りないところに気付ける機会でもあったように思います。課題に取り組む中でも、あと一歩足りないという講評が多くあり、考え方や切り口など、自分ならではのアイデアやスタイルを見つけ出すことの大切さを知りました。一口にプロデューサー職と言っても、そこには色々なスタイルがあるわけで、自分にしか出せない価値をどう構築していくか。それは今後の大きな課題だと感じました。
こうした学びの機会というのは、社会人になるとなかなか得られるものではありません。だからこそ、興味があり、そのチャンスがあるならば、積極的に前に踏み出した方が良いと思います。気付きを得るのが早ければ早いほど、その後の選択肢が広がるわけですから、後輩たちも積極的にチャレンジしてくれたら嬉しいです。
私も、まずは今回の経験で得たスキルや思いを背景に、何かしらの企画に挑戦してみたいと思っています。企画ができるプロデューサーになれば、制作進行をよりスムーズに行えるようになるのはもちろん、動かせるプロジェクトの幅も広がり、担当する案件の数も増やせるはず。「営業さん」としてではなく、「松原」としてお声を掛けてもらえるような、存在感のあるプロデューサー職を目指していきたいです。
