TAKI BLOG
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テーマ:社会貢献活動
更新日:2026.04.09
ここでしか得られない大きな学び ~TAKI SMILE DESIGN LABO in ケニア~
UXデザイン制作カンパニーIDEAL
UI/UXデザイナー
大倉萌華

アカウントプロデュース部
プロデューサー
冨田和奏

こんにちは、たきブログ編集部です。たきコーポレーションが実施する社会貢献活動「TAKI SMILE DESIGN LABO(以下SDL)」。今回はその活動の一環としてケニアを訪れた大倉、冨田の両名に、当時の思い出や学びについて語っていただきました。

大倉萌華(IDEAL所属)
たき工房(現たきコーポレーション)2022年入社。UI/UXデザイナー。東京工科大学デザイン学部卒業。サービスやWebなどのリサーチから関わり、UI/UXデザインを中心に新聞広告や、ロゴ制作など多岐にわたるデザインを制作。趣味は旅行。
冨田和奏(アカウントプロデュース部所属)
2024年新卒入社。アカウントプロデューサーとしてパッケージデザイン、Web、撮影、ブランディングなど幅広い案件を担当。また、社内イベントの企画運営などにも積極的に参加。
INDEX
それぞれの思いを胸に、遠いケニアの地へ赴く

ケニア・キベラスラム
―大倉さんは3回目、冨田さんは初めてのケニア訪問です。この活動に参加しようと思った意図について教えてください。
大倉:私がSDLの活動に参加するようになったのは、入社2年目の時です。当時は仕事量も今ほど多くはなかったので、何かしら経験が積めたらいいなと思ったのが最初のきっかけです。初めてケニアに行った時は、現地の人々に話を聞くフィールドワークを中心に行いました。その時は、まだ現在のようなワークショップはしていなかったので、自分発信で何かをやってみたいとの思いから、2回目の参加を決意。3回目に関しては、最初は行くつもりはなかったのですが、今まで続けてきたことを途絶えさせることはいかがなものかという思い、複数回行っているからこそできることがあるのではないかという思い、そして、初めてかつ営業という立場での参加を決めた冨田さんのサポートができればとの思いから、参加を決めました。
冨田:私は親が英語の教師をしていたこともあり、小さい頃から海外への興味を持っていました。また、学生時代に地域のボランティア活動に積極的に参加していたこともあり、会社で行う支援活動についても興味を持ちました。そうして、海外でも支援活動を行っているSDLに参加することにしたんです。営業という立場での参加に関しては、自分で何かを作れるわけではないものの、他の参加メンバーとはよく一緒に話をしたり仕事をしたりする仲でしたので、そこまで大きな不安はなかったですね。
大倉:冨田さんは普段からとてもしっかりしていますので、私も特に不安はなかったです。むしろ、営業である冨田さんが行くということは、今後SDL参加へのハードルを下げる意味でも、価値のあることだと思いました。
楽しみながらデザインを学べるワークショップを実施
―ワークショップの内容について教えてください。
冨田:現地でのワークショップでは、日本で人気のボードゲームをモチーフにしたオリジナルゲームを作成し、実施しました。私自身が過去にそのボードゲームをプレイして楽しかったこと、子ども達でも迷わず簡単に遊べること、ゲームの一環としてデザインも行えることが、実施の決め手になりましたね。
大倉:手順の一つとして、子ども達にオリジナルのキャラクターを作ってもらう設計になっていたのですが、それが現地の子ども達にどう受け入れられるかは正直未知数でした。しかし、紙とペンさえあれば自作できるゲームということもあり、大きな可能性を感じましたね。そこで、子ども達がよりスムーズにキャラクターを作成できるよう、ある程度ベースの形を作っておき、それを組み合わせることでバリエーションを出していけるようにしてはどうか、と提案させてもらいました。
冨田:私が最初に発案した時は、白紙の状態からキャラクターを作る想定をしていたので、そのアイデアを聞いてさすが大倉さんと思いましたね。ある程度方向性が示されていれば、制作へのハードルが低くなりますし、作業の時間短縮にもなる。あと個人的には、キャラクターをモンスターと言い換えようというアイデアも、より受け入れやすい案だと思いました。課題をアイデアで解決する、デザイナーの本質を垣間見ることができた出来事でした。

What’s the name? ゲーム説明用ボード
―ワークショップを実施した手応えはいかがでしたか?
冨田:予想以上の反応があったと感じています。初めて遊ぶボードゲームでしたから、もう少し作業に苦戦したり、ルールの理解に時間がかかったりしてしまうかと思ったのですが、そんな不安もどこ吹く風で、みんなすぐに楽しんでくれていました。
大倉:本当にうまくいって良かったです。いつもはキベラスラム内にあるマゴソスクールの子ども達を対象にワークショップを実施していたのですが、今回はスラム内の他の子ども達にも参加してもらって、かなり大規模に実施しました。デザインを楽しむことはもちろんですが、思いのほかゲーム自体に熱中している様子もあって、見ているこちらも楽しい気持ちになれましたね。友達の作ったモンスターがツボに入って笑い転げている子もいたりして、終始賑やかなワークショップになりました。

ワークショップの様子

ケニアの子ども達が作ったモンスター
スキルだけでなく、人として成長できる貴重な体験
―今回のケニア訪問を経て、どのような学びがありましたか?
冨田:ケニアでの体験や経験そのものは、営業職として直接的に仕事に影響することはあまり多くはないと思います。しかし、ワークショップの設計などはデザイン思考に通じるものがありますし、単に自身の人生経験を豊かにするという意味で、非常に価値のある取り組みだと思いますね。またケニアに行ったことが話のフックになり、クライアントとも良いコミュニケーションを図ることができました。
大倉:私はUI/UXデザイナーなので、ワークショップの設計と実施、当日のファシリテーションはかなり本業に通じていますね。ワークショップは、前向きに楽しんでこそ効果を発揮するものですから、どうすれば盛り上がるか、どうすればわかりやすくなるかなどを考えることは、とても重要な要素です。また子ども達が楽しめるということは、大人も楽しめるということでもありますから、SDLの経験は仕事でも大いに活かせていると思います。
―SDLはこれからも活動を続けていきますが、直近の予定はありますか?
大倉:5月に、ケニアに渡航したチームとネパールに渡航したチームの共同で展示会を実施する予定です。SDLでの活動を中心に、社会貢献活動というのをもっと身近に感じてもらえるようなイベントにできれば嬉しいですね。
冨田:当日は私も司会進行として参加する予定ですので、しっかり準備して臨みたいと思います。

他ではできない体験ができるこの機会を、ぜひ活かして欲しい
―最後に、SDLに興味を持っている方へメッセージをお願いします。
冨田:会社をあげてケニアを支援するという取り組みをしているところは、他にはあまりないと思います。しかも、そうした取り組みに参加することを応援してくれる周りの空気もある。だからこそ、少しでも興味がある人は積極的に参加して欲しいですね。
大倉:デザイナー目線で言えば、自分が本当に好きなものを作れる、数少ない機会でもあると思います。そして、自分が作ったものを体験している様子、夢中になっている様子を直接見ることができる。それはとても大きなやりがいになりますね。なので、仕事に悩んでいる人やデザイナーの原点に立ち返りたい人ほど、行った方が良いと思います。
