石川県森林公園開園50年記念「森のインクルーシブフェスティバル2024」
EVENT
多様性を楽しむインクルーシブ体験イベント
11月2日・3日に石川県森林公園で開催された「森のインクルーシブフェスティバル2024」に参加してきました。
私たちが企画・デザイン・運営したのは、インクルーシブを体験できる7つのプログラム「ちがい まなぶ 森体験」。障害、年齢、性別、そして文化の違いを遊びながら体験してもらう内容です。
さらに、金沢在住のヘラルボニー所属アーティスト輪島さんによるイベントキービジュアル「森の妖精」が大活躍。クッションに仕立てたり、ワークショップのベースにしたりと、プログラムを彩りました。
みんなで森で楽しんで学ぶ
視覚障害体験では、アイマスクをして鈴の入ったクッションを探すチャレンジを。難聴体験では、イヤーマフを付けた相手にジェスチャーで形を伝えるゲームに挑戦。歩行障害体験では、車椅子に乗りながらクッションをマトに投げてくっつける。高齢者体験キットや妊婦体験キットを装着して森を散策し。
また、世界の挨拶や手話を学び、自分だけのオリジナル挨拶を作ったり、森を回るスタンプラリーでは6色のスタンプを集め、レインボーカラーに込められた多様性の意味を学びました。
ものづくりワークショップでは、森で見つけた小物を使って「森の妖精キーホルダー」を作る体験も行いました。
参加者からは「白杖を使ってる人ってすごいんだね」、「困っている人を見かけたら声をかけてみようと思う」など、友達や親子で体験を振り返る様子が多く見られました。自然豊かな石川県森林公園で開催されたこのイベントには、2日間で約800人もの方にご来場いただき、多様性やインクルーシブを体感していただく場となりました。