世の中に存在する優れたデザインを研究することを表現するイメージ画像

世のデザインに学ぶ

レイアウトやデザインがうまくなるにはやはり経験が必要です。たき工房でも新卒入社のデザイナーは約半年間の研修後、各グループに配属されます。そこでレイアウトやデザインだけでなく、広告や仕事の流れを学びます。ひとりのデザイナーとしてお客さまに向き合うことができるのは、数年かを要します。

デザインを始めたばかりのデザイナーがうまくなるには、多くのことを身につけなければなりませんが、レイアウトを学ぶ方法として、自分が良いと思う既存のデザインを、真似ることもひとつです。デザインだけでなくどのような仕事でも他者の模倣から始まります。楽器を始めたばかりの時は好きなミュージシャンのコピーをすることと同じです。

デザイナーが作ったデザインはしっかりとした意図も持って作られています。なぜメインビジュアルはその大きさなのか、なぜキャッチコピーの位置はそこにあるのか、なぜこの色を使用してるのか、なぜコピーはこのフォントなのか、など、自分で思考しながら、そのデザイナーのレイアウトスキルやビジュアル感覚をつかみ、さらにデザインに対する意志を学ぶことができます。

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    自分がこれは良いと思った雑誌広告や新聞広告、
    ポスターやサイトをスキャン、またはスクリーンショットをとります。
    自社で制作したデータならばPDFをベースにしてもいいと思います。

  • 2

    元のデザインをイラストレーター、インデザイン、Xdに配置してベースとします。

  • 3

    フォントは何を使っているのか調べましょう。
    デザイナーはキャッチコピーのフォントをよく加工するので、
    探しても見つからない場合はできるだけ近いフォントを選びましょう。

    ★フォントを探すための参考

    ◎Photoshopに搭載されている「マッチフォント機能」

    画像に含まれる文字に近いフォントを検索できます。

    ◎XDのプラグイン「Mimic」

    任意のWebサイトで使われているフォント・カラー・画像をXd上にインポートできます。

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    断裁からビジュアルやコピーまでの間隔は何ミリ、何ピクセルのマージンがあるのか。
    ボディコピーの字間・行間はどのくらい空いているのか。
    紙面の中でそれぞれの構成要素はどのくらいの距離感とサイズなのか。
    といった細かいディテールも同じように考慮して、レイアウトの感覚をつかみます。

その他、自社の先輩デザイナーのデータを調べてみるのも、レイアウトを学ぶには効果的です。フォントのカーニングやトラッキングなど、文字設定はスキャンデータでは正しいことはわかりません。

何にも頼らず自分だけの力でデザインスキルを向上させることは、限界があり難しいことだと思います。どのような手段を使うと成長スピードがアップするのか? 作業の効率性があがるのか? そのひとつの考えとして、今回は世の中にあるデザインから学ぶことをご紹介しました。

Skill Up

デザインクオリティを向上させるためのスキルアップ項目です。
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