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クリエイティブデザインユニット3
チーフ
山口 央 

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こんにちは。グラフィックデザイナーの山口 央(やまぐち あきら)です。
普段はたき工房で、さまざまな広告のデザインをしています。
今回は通常業務ではなく、個人的に活動している創作活動のお話をしたいと思います。

僕にとって個人制作は、デザイナーがより上のステージにステップアップするために必要なものです。普段のお仕事とは異なる表現に特化した創作活動は、自分の表現の幅を広げ、さらにデザインに奥行きを与えます。自分の成長のために、形や内容を変えながらもずっと続けてきました。
そういうわけで、今回は最近行っている個人活動の一つ『日刊タイポ』についてお話をしたいと思います。

『日刊タイポ』について

「タイポ=タイポグラフィ」とは、ざっくり言うとデザインにおける文字の構成や表現のこと。僕が特にタイポグラフィについて魅力に思うのは、表現次第で文字がいろいろな表情を持つことです。形や色を少し変えるだけで本来の意味をより強くしたり、柔らかく伝えたり、時には逆の意味になったり。そういった文字とデザインが起こす化学反応が面白いなと思い、自分の表現方法の一つによく取り入れています。『日刊タイポ』に参加するのも、その魅力をもっと自身で深めていけると考えたからです。

『日刊タイポ』は、毎週変わる一つのお題を各曜日の担当デザイナーが、日替わりで文字を作成しアップするSNSサイトです。お題を決めるコピーライター1人、各曜日担当のデザイナー7人の計8人で構成されています。たき工房からも何名か所属しています。詳しくはこちらのアカウントをぜひご覧ください。
https://www.instagram.com/nikkantypo/

異なる会社やキャリアで構成されたメンバーが、各々の個性を生かし作に励んでいます。
僕は土曜日担当のデザイナーです。一週間の中で順番が一番最後のため「表現が被った!」「ネタがない!」といった悩みが尽きません。それでも毎回困りながら、なんだかんだ楽しく作っています。

普段はSNS上での作品発表がメインですが「TOKYO ART BOOK FAIR 2019」の参加を皮切りに、ZINE(個人でつくる出版物)やTシャツなども作るようになりました。そして有難いことに各方面からコラボのお話も頂くようになりました。

TOKYO ART BOOK FAIR 2019 の様子

TOKYO ART BOOK FAIR 2019 の様子

 

代官山、銀座の蔦屋書店でのフェアの様子

代官山、銀座の蔦屋書店でのフェアの様子

 

代官山、銀座の蔦屋書店でのフェアの様子

代官山、銀座の蔦屋書店でのフェアの様子

 

『日刊タイポ』創刊号 半年間の投稿をまとめたもの

『日刊タイポ』創刊号 半年間の投稿をまとめたもの

『日刊タイポ』掲載ページ

『日刊タイポ』掲載ページ

 

「銀座Tシャツ」銀座、 蔦屋店さんとのコラボグッズ

「銀座Tシャツ」銀座、 蔦屋店さんとのコラボグッズ

 

さまざまなフェアへ参加していく中で、たくさんの方の反応をダイレクトに感じました。普段の業務と違う関わりができ、とても刺激を受けました。

はじめてのワークショップ

そんな中「PUBLICIS WALL GALLERY」というところで、展示とワークショップをさせて頂く機会がありました。
展示は、2019年度に『日刊タイポ』で生み出した作字、グッズなど全作品が一堂に会するアーカイブ展です。

展示風景

展示風景

 

展示準備の様子 その場のアドリブでベタベタ貼っています

 

ワークショップでは「『日刊タイポ』の作品をプロデュースしよう!」ということで、今後の週で発表されるお題の作字の草案を、参加者が考える企画を開催しました。見事選ばれた案は、後日メンバーがデザインしSNS上に作品として発表しています。

真剣に取り組んでいる参加のみなさん

真剣に取り組んでいる参加のみなさん

 

自由な発想で制作

自由な発想で制作

 

みんなの前で発表

みんなの前で発表

 

真面目に聞いてくれています

真面目に聞いてくれています

 

ワークショップのダイジェスト映像

多種多様な方と関われたことにより、とても貴重な機会を得ることができました。
自由なアイデアが多く、自分が普段、いかに頭が固いかを実感しました。

創作活動を通して見えてくるもの

この活動を始めたきっかけは、居酒屋での何気ない会話でした。メンバーの1人が学生時代に作字活動をしていたことがきっかけで「新しい形でデザインを発表する場をつくろう」と、たき工房メンバーで意気投合したのが始まりです。正直モチーフはなんでもよかったのですが「タイポ」にした一番の大きな理由は、文字という要素がデザインにとって必要不可欠であること、また一般の方にもわかりやすい題材だったからです。

個人的な考えですが、グラフィックデザイナーは常に何かを表現し創造していくことが大切だと思います。個人が自由に情報発信をできる時代だからこそ、たくさんの表現のチャンスがあります。どんどんいろいろなことに挑戦し、自分の可能性や考えの幅を広げ、普段のデザイン作業にも還元していければと思います。
(『日刊タイポ』も毎日更新されていますので、よろしければフォローをお願いいたします!)

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