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こんにちは。たき工房ブログ編集部です。
2020年から2021年は、新型コロナウイルスの流行を筆頭に、本当に激動の時代と呼べるぐらい、色々なことが巻き起こりましたね。そんな中でも、デザイン会社であるたき工房にとって特に気になってしまうのが、日常生活でも馴染み深い会社やサービスの、ロゴ変更のニュース。ここ数年の間で、長年親しまれてきた会社やサービスのロゴを変更した企業は少なくありません。なぜ今、多くの企業でロゴの変更が行われているのか。その理由について、解説していきます。

ロゴを変更する企業が急増中

ここ数年、ロゴを変更する企業はとても増えてきています。

2019年にはアメリカのヤフー本社がロゴの変更を発表、2020年には日本の車メーカーの日産がロゴ変更を発表しました。車業界においては、それ以前にもBMWやVolkswagenなど、業界でも名だたる企業が変更しています。

また少しさかのぼれば、2016年にはInstagram、2013年にはIBMやペプシコーラ、2013年にはWindowsやGoogleなど、改めて振り返ってみると、数多くの企業やブランドがロゴを変更しています

なぜ、ロゴを変更する企業が増えているのか

ロゴを変更する理由としては、企業ごとのそれぞれ独自の想いがあることでしょう。

・合併や社名変更にともない、新たなスタートを切る決意表明の意味でロゴを変更する。
・時代の変化に合わせ、現代的なデザインでロゴを再構成する。
・グローバル展開を見据え、世界に通用するロゴへと作りかえる。

といった話は、私たちのところにもよく相談として持ち込まれます。

しかし、こうした企業それぞれの理由の背景には、近年加速度的に進行しているデジタル化や多様化が大きな要因の一つとしてあると思われます。

例えば以前であれば、人々は何か商品を買おうと思った時、店舗を訪れて実際の商品を手に取ったり、営業担当を呼んで企画書や商品説明書を見せてもらったりするのが一般的でした。
しかしスマホが登場し、デジタル化が加速していく中で、人々は手のひらの中で商品を探し、検討し、購入する。というのがもはや普通のことになっています。

そして求められるようになったのが、小さな画面でも視認性が高く、しっかりと目立つことができるデザインです。GoogleやInstagramのロゴ変更などは、その代表例と言えるかもしれません。

またさまざまな製品やサービスのコモディティ化が進んだ現代社会においては、単に品質だけで評価するのではなく、多様な価値観の元で製品・サービスを選ぶようになってきているようにも感じます。そこで求められるのが、ユーザーを離れさせない工夫を施した、製品やサービスの周辺要素です。その一つとして、見やすく印象に残りやすいロゴは、人々の心に残りやすいポイントになり得るのではないでしょうか。
言うまでもない話ですが、ロゴは単なる色や形ではなく、企業の在り方や想いが込められた、一つのメッセージのようなものです。

そして時代が変われば、人々の求める価値が変わり、同時に企業としての在り方・メッセージが変わることも少なくないと思います。

いま、時代はかなりのスピードで変化をしていますから、近年多くの企業がロゴ変更に乗り出すのも、ある意味で当然のことと言えるのかもしれませんね。

ロゴで大切なのはデザインだけじゃない

単にロゴと言っても、そこに込めるべきメッセージや可読性、視認性など、さまざまな観点からデザインすることが求められるようになった現代。
そうした背景を鑑み、ロゴデザインの変更に乗り出そうとする企業も少なくないでしょう。

しかし、例えば長年使ってきたロゴの場合、デザインを変更することがユーザー離れを引き起こす可能性もゼロではありません。アパレルメーカーのGAPでは、ロゴの変更を発表した際にユーザーから大きな反発があり、結局元のロゴを使い続けることにした、なんて話もあります。

ロゴというのは、企業の顔であり、企業イメージを最も端的に表すものでなければなりません。だからこそ、ロゴそのもののデザインはもちろん、その使い方・使われ方まで、細かく決めていく必要があるのです。

ロゴ制作はプロにお任せ

 ロゴは企業ブランディングの核となる要素であるからこそ、変更の際にはしっかりじっくり計画を練っていかなければなりません。
そこで大切なのは、デザインの専門家ではなく、ロゴの専門家と一緒に仕事を進めていく、ということです。

たき工房では、ロゴをはじめとしたCI・VIの専門家たちが、お客様一人ひとりの課題や目標に合わせて、最適なデザインや使い方をご提案させていただきます。単なるデザイン変更ではなく、デザイン変更による企業価値向上を目指し、最後までしっかり併走させて頂きますので、ぜひお気軽にお声がけください。

CI/VI・アプリケーション開発について(CI/VIダウンロード資料あり)
https://www.taki.co.jp/solution/civi/